こんにちは!六連(むつら)です。
これまで12星座それぞれの神話をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
「ロマンチックだな〜」と思ったあなた。…実は、星空を見上げていたあの時間、あなたは神々の超絶ドロドロな昼ドラを眺めていたのかもしれません(笑)。
今回は、個別記事の総括スペシャル! 12星座の神話に登場する神々や英雄たちの「裏の繋がり」を、相関図を読み解くようにゆる〜くまとめてみました。これを知れば、星空の見方が180度変わるかも!?
諸悪の根源!?「ゼウスのやらかし」クラブ
ギリシャ神話の星座を語る上で絶対に外せないのが、最高神ゼウス。彼の「浮気」と「ナンパ」がなければ、夜空はもっとスッキリしていたはずです。
- ♉ 牡牛座(おうし座): 美女エウロパをナンパするために、ゼウスが「白い牛」に変身した姿。
- ♊ 双子座(ふたご座): 双子の弟ポルックスはゼウスの息子。ちなみにこの時、ゼウスは「白鳥」に変身してポルックスの母に近づきました。
- ♒ 水瓶座(みずがめ座): 「あの美少年、ワイの宴会でお酌させたい!」と、ゼウスが「大鷲」に変身して誘拐してきたトロイアの王子ガニメデの姿。
【相関メモ】 ゼウスの行動パターンは完全に「変身して誘拐」。夜空に輝くこれらの星座は、言わばゼウスの欲望のモニュメントです。正妻ヘラの胃痛が星空から伝わってきますね。
筋肉はすべてを解決(破壊)する「ヘラクレスの被害者の会」
ゼウスの浮気相手の子供である、大英雄ヘラクレス。彼はとてつもなく強いのですが、そのせいで巻き添えを食らった星座たちもいます。
- ♌ 獅子座(しし座): ヘラクレスの「12の試練」の最初のターゲット。3日間首を絞められ続けて退治された、不憫な化け獅子。
- ♋ 蟹座(かに座): ヘラクレスを憎む女神ヘラが、嫌がらせのために送り込んだ巨大ガニ。ヘラクレスの足元をハサミで挟んだら、あっさり踏み潰されて終了。哀れに思ったヘラが星座にしてあげました。
- ♐ 射手座(いて座): ケンタウロス族の賢者ケイロン。ヘラクレスが放った猛毒の矢がうっかり命中してしまい、不死身ゆえに死ぬこともできず苦しみ、星座にしてもらいました。(ヘラクレス、身内にも被害を出しています…)
【相関メモ】 「ヘラがヘラクレスを憎む」→「ヘラクレスが暴れる」→「巻き込まれた生き物が星座になる」という見事なピタゴラスイッチ。蟹座と獅子座は、ある意味で戦友ですね。
逃げろ!「怪物テュポン襲来パニック」組
神々の宴会に、ギリシャ神話最強の怪物テュポンが乱入してきた大事件。この時、パニックに陥った神々の「焦り」がそのまま星座になっています。
- ♓ 魚座(うお座): 美の女神アフロディーテと息子のエロス。「はぐれないようにしよう!」とお互いをリボンで縛り、魚に変身して川へダイブした姿。
- ♑ 山羊座(やぎ座): 牧神パーン。「俺も魚になって逃げるぞ!」と川に飛び込んだものの、焦りすぎて上半身がヤギ、下半身が魚という大事故コーデのまま固まってしまった姿。
【相関メモ】 同じ事件から生まれた星座ですが、親子の絆(魚座)と、テンパったお調子者(山羊座)という対照的な結果に。山羊座の姿を神々が大爆笑し、記念に星座にしたそうです。神々、案外ノリが軽い。
正義と怒りの「もう人間なんて知らない」コンビ
最後に、少し毛色の違う真面目な星座たちの繋がりを。
- ♍ 乙女座(おとめ座): 正義の女神アストレア。人間たちが戦争ばかりして堕落していくのを見て、神々が次々と地上を見捨てる中、最後まで残って人間に正義を教えていた女神。
- ♎ 天秤座(てんびん座): そのアストレアが持っていた、人間の善悪を測る天秤。
【相関メモ】 乙女座と天秤座はセットです。最終的にアストレアも「もう人間ムリ、愛想尽かしたわ」と天へ帰り、星座になりました。私たちが夜空を見上げる時、アストレアに「ちゃんと真面目に生きてる?」と測られているわけです。
まとめ:星空は「神々のファミリーヒストリー」
いかがでしたか? ただ輝いているだけに見える12星座ですが、裏側では「ゼウスがやらかし、ヘラが怒り、ヘラクレスが暴れ、怪物が乱入する」という、ハリウッド映画もびっくりのドタバタ劇が繰り広げられていました。
今夜はぜひ、星空を見上げてみてください。 「あ、あそこでゼウスがまたなんかやってるな」「あっちではヤギがテンパってるな」と、今までとは全く違うプラネタリウムが楽しめるはずですよ!
それでは、また次のお話でお会いしましょう。

