みなさん、こんにちは!六連(むつら)です。
「てんびん座」と聞くと、星占いでは「バランス感覚が抜群」「平和主義でおしゃれ」なんてイメージが強いですよね。12星座の中で唯一「生き物ではない道具」がモチーフになっている、ちょっと珍しい星座なんです。
でも、実際の夜空ではどんな姿をしているか、知っていますか?実は、派手さはないけれど、知れば知るほど「いい仕事してるなぁ」と感じる、控えめな魅力があるんですよ。
神話:罪を測る天秤
てんびん座が測っているのは、なんと「人間の罪」。
もともと、隣にある「おとめ座」のモデルと言われる正義の女神・アストライアが持っていた天秤だと言われています。昔々、人間たちが争いばかりしていた頃、彼女はこの天秤を使って「善と悪」を測り、最後まで人間を信じて指導していました。
最終的には人間たちに愛想を尽かして空へ帰ってしまうのですが、その時の天秤がそのまま星座になったんだそうです。そう思うと、なんだか背筋が伸びるような、神聖な感じがしてきませんか?
夜空での探し方:さそり座を見つけよう!
てんびん座は、初夏の南の空から秋口にかけて見ることができます。
探し方のコツは、お隣の「さそり座」を見つけること! さそり座の真っ赤な心臓「アンタレス」の右側を見てみてください。そこにある「く」の字を逆さにしたような、少し暗めの星の並びがてんびん座です。
- ステップ1: さそり座のアンタレスを見つける。
- ステップ2: その右側にある「逆くの字」を探す。
街明かりがある場所だと少し見えにくいかもしれませんが、目が慣れてくると「あ、あそこが天秤の支点かな?」と見えてくるはずです。

豆知識:かつてはハサミだった?
ここでちょっとしたトリビアを。 実はてんびん座、昔は「さそり座のハサミ」の一部だと思われていた時期があるんです!
今でも、てんびん座の主要な星の名前には「北のハサミ」「南のハサミ」という意味が残っています。さそり座から独立して「てんびん座」という一軒家?を構えたのは、後になってからのこと。
「元々は体の一部だった」なんて、星座の歴史もなかなか複雑で面白いですよね。
まとめ:元ハサミのてんびん座
いかがでしたか?12星座の中で唯一の「道具」がモチーフになっている、てんびん座。
正義の女神が人間の善悪を測っていたという神聖なストーリーがある一方で、「昔はさそり座のハサミだった!」という意外な歴史も持っている、知れば知るほど面白い星座です。
決して派手な星の並びではありませんが、さそり座の赤い一等星「アンタレス」の右側にある「逆くの字」を目印にすれば、きっと見つけられるはずです。
次に晴れた夜空を見上げる時は、そんなちょっと控えめで働き者の「天秤」の姿を、ぜひ探してみてくださいね!

