【うお座】愛の絆はリボンで結んで。秋の夜空を泳ぐ2匹の魚を探しに行こう

うお座

こんにちは、六連(むつら)です!

今回の主役は、12星座のラストを飾る「うお座」です。

星座占いのうお座というと、「優しくて感受性豊か」「ちょっと泣き虫」なんてイメージがありませんか? ふんわりとした雰囲気のうお座さんですが、夜空ではどんな姿で輝いているのでしょうか。

実は、神話を知ると「なるほど、だから寂しがり屋なのかも?」と思えるような、とっても可愛らしいエピソードが隠されているんです。

今回も難しい話はナシで、うお座の世界をのぞいてみましょう!

神話:逃げる時も一緒!親子の愛の物語

うお座のモデルになっているのは、美の女神「アフロディーテ」とその息子「エロス」です。

ある日、神様たちがナイル川の岸辺で宴会を開いていたところ、突然、怪物テュポンが現れました! 驚いた神々はそれぞれ動物の姿に変身して逃げ出します。

アフロディーテとエロスは、魚に変身して川へ飛び込みました。 この時、はぐれてしまわないように、お互いの体を「リボン(紐)」で固く結んで逃げたのです。

夜空のうお座をよく見ると、2匹の魚が長い紐でつながっている形をしています。 「どんな時でも離れたくない!」という親子の強い絆。 うお座が「寂しがり屋」とか「甘えん坊」と言われるのは、このリボンがルーツなのかもしれませんね。

夜空での探し方:秋の「Vサイン」を見つけよう

うお座は、誕生月(2月〜3月)ではなく、秋の夜空で見頃を迎えます。

ただ、うお座は全体的に星の光が控えめ。 街明かりのある場所だと、ちょっと見つけるのが難しい「かくれんぼ上手」な星座です。

探す時の目印は、秋の夜空に大きく広がる「ペガスス座(秋の四辺形)」です。 そのすぐ南側(下側)に、ひらがなの「く」の字、あるいはアルファベットの「V」の字のように並んだ星の列を探してみてください。

片方の魚は西へ、もう片方の魚は北へ向かって泳いでいて、その2匹がリボン(Vの字の部分)で結ばれています。

暗い夜空でぼんやりと浮かぶその姿は、まるで深海をゆっくり泳いでいるようで、とっても幻想的ですよ。

豆知識:春の始まりは、実はうお座から?

ここでちょっとだけ、天文っぽい豆知識を。

占星術では「春分の日(春の始まり)」といえば「牡羊座」のスタート地点ですよね。 でも実は、実際の夜空で太陽が春分点を通過する場所は、現在**「うお座」のエリア**にあるんです。

地球の回転軸が長い時間をかけて少しずつズレていく「歳差(さいさ)」という現象のせいで、大昔は牡羊座にあった春分点が、今はうお座にお引越ししているんですね。

占いの世界では12番目の星座ですが、実際の星空では「春のトップバッター」という重要な役割を担っているんです。なんだかかっこよくないですか?

まとめ:見えないリボンを感じてみて

控えめな光で、夜空にそっと浮かぶうお座。

派手な一等星はありませんが、2匹の魚をつなぐリボンの星列をたどっていると、なんだか温かい気持ちになれます。

秋の夜、もし空が暗くて星がきれいに見える場所にいたら、南の空を見上げてみてください。 「あそこで仲良く泳いでいるんだな」と想像するだけで、星空がぐっと身近に感じられるはずです。

次回はまた別の星の世界でお会いしましょう。 それでは、よい星空時間を!