こんにちは!六連(むつら)です。
夏の夜空を彩る「ペルセウス座流星群」や、冬の寒さを忘れて見入ってしまう「ふたご座流星群」。ニュースなどで耳にして、夜空を見上げたことがある方も多いのではないでしょうか?
でも、ふと疑問に思いませんか?
「そもそも流星群って何が降ってきているの?」
「どうして『〇〇座』って決まった場所から降ってくるの?」
今回は、そんな流星群の「なぜ?」をゆるっと解き明かしていきます。コーヒーでも飲みながら、リラックスして読んでみてくださいね!
流れ星の正体は、実は「宇宙の落とし物」!?
たくさんの星が降る流星群。なんだか星が爆発して降ってきているようなイメージを持つかもしれませんが、実は違います。
あの光の正体は、宇宙を漂う「数ミリから数センチほどの小さなチリ(塵)」なんです。
このチリを宇宙空間にばら撒いているのが、「彗星(ほうき星)」です。
彗星は、氷とチリでできた「汚れた雪だるま」のような天体。これが太陽に近づくと、熱で氷が溶けて、通り道にポロポロとチリを落としていきます。
そして、私たちの住む地球が、その「チリの帯(通り道)」に突っ込んだ時に流星群が起こります。
地球の空気にチリが猛スピードでぶつかり、その摩擦で光って見えるのが「流れ星」の正体なんです。
つまり流星群は、「彗星が落としていったチリの帯を、地球が駆け抜けるイベント」と言えますね!
なぜ「決まった星座」から星が降ってくるように見えるの?
では、なぜ「ペルセウス座」や「ふたご座」など、特定の星座の名前がついているのでしょうか?
これは、「放射点(ふくしゃてん)」という目の錯覚のような現象が関係しています。
ちょっと想像してみてください。
大雪の日に、車を運転している(あるいは助手席に乗っている)とします。まっすぐ進んでいると、雪は「前方の1点から、自分に向かって放射状に飛んでくる」ように見えますよね?
流星群もこれと全く同じです。
地球がチリの帯に向かって突き進んでいくため、地球から見ると、宇宙の「ある1点」から流れ星が放射状に飛んでくるように見えます。この中心となる点のことを「放射点」と呼びます。
そして、その放射点の背景にある星座が、流星群の名前になるんです。決して、その星座の星々が降ってきているわけではなく、あくまで「地球の進行方向の目印」として星座の名前が使われているんですね。
見逃せない!絶対見たい「三大流星群」
地球は1年かけて太陽の周りを1周しているため、毎年同じ時期に同じチリの帯を通過します。だから、流星群は毎年決まった時期にやってくるんです。
中でも、毎年たくさんの流れ星を見せてくれるトップスターたちが「三大流星群」です!
- しぶんぎ座流星群(1月上旬)新年明けてすぐの天体ショー!実は「しぶんぎ座」という星座は、今はもう公式には存在しない「幻の星座」なんです。名前だけが残っているなんて、ちょっとロマンチックですよね。
- ペルセウス座流星群(8月中旬)夏休みの定番!夜でも暖かいため、ゴザを敷いて寝転がりながらのんびり観察できる、一番おすすめの流星群です。
- ふたご座流星群(12月中旬)年間最大の流れ星の数を誇る、冬の夜空のエンターテイナー!とても寒い時期ですが、しっかり防寒対策をして見上げる価値は十分にありますよ。
日本で見える!ゆるっと流星群カレンダー
三大流星群以外にも、1年を通して様々な流星群がやってきます。日本で観察しやすい代表的なものを表にまとめました!手帳やカレンダーにメモしておいてくださいね。
| 見頃の時期 | 流星群の名前 | ゆるっと一言メモ |
| 1月上旬 | しぶんぎ座流星群(三大) | 新年最初の運試し!幻の星座から降る星。 |
| 4月下旬 | こと座流星群 | 春の夜風を感じながら。数は少なめでのんびりと。 |
| 8月中旬 | ペルセウス座流星群(三大) | 夏休み!観察しやすさNo.1で初心者さんにおすすめ。 |
| 10月下旬 | オリオン座流星群 | 有名な「ハレー彗星」が落としたチリが正体! |
| 11月中旬 | しし座流星群 | 過去には大流星雨になったこともある、ロマンあふれる群。 |
| 12月中旬 | ふたご座流星群(三大) | 流れ星の数はピカイチ!完全防寒で挑みましょう。 |
まとめ:次に夜空を見上げる時は…
- 流星群の正体は、彗星が残した小さな「チリ」!
- 星座の名前がついているのは、地球がチリの帯に突っ込む方向の「目印」だから!
次に流星群の時期が近づいてきたら、「あ、今地球が彗星の落とし物の中を走っているんだな」と想像してみてください。いつもの星空が、ちょっと違って見えるかもしれませんよ。
それでは、次回の「ゆるっと宇宙ガイド」でお会いしましょう。素敵な星空ライフを!

